NikkenkyoNews Vol.32 内閣府、厚生労働省と意見交換を行いました

日 時:2021年2月15日(月) 10:00~11:00
出席者:厚生労働省 雇用環境・均等局 越沼企画係長
   日建協 政策企画局 関谷、髙島、渡邊
日 時:2021年2月18日(木) 11:00~12:00(Web会議)
出席者:内閣府 男女共同参画局 古瀬推進課長、高橋課長補佐
   日建協 鈴木議長、政策企画局 関谷、髙島、渡邊、井上

 

厚生労働省との意見交換の様子
厚労省 越沼企画係長(左)

2020年度日建協女性技術者会議の開催にあたりメッセージを頂いた内閣府と、厚労省で女性活躍推進を担当する部局を訪問し、会議の実施報告と意見交換を行いました。

厚労省では、女性技術者会議の報告の後に、男性の育児休暇取得について意見交換を行いました。厚労省職員の育児休暇取得推進については、子供が生まれる予定の男性職員とその上司に対して育児休暇を取得するよう積極的に勧奨しているので、取得は浸透してきたものの、休暇期間は短期間が多く、長期の休暇を取得する職員はまだまだ少ないとのことでした。

内閣府意見交換会 Web会議の様子

内閣府からは、女性技術者が今後キャリアアップをしていく中で、チャンスが男性と平等に与えられるよう、また、働き続けやすい環境整備は男女共通の課題として取り組むよう、労働組合として働きかけてほしいとの要望がありました。また、第5次男女共同参画基本計画において、科学技術・学術分野における男女共同参画の推進、無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)の払拭による、女子生徒の理工系進路選択を推進する取り組みについて説明がありました。

現在、厚労省で育児休暇の取得向上にむけた法令改正の準備が進められており、内閣府も連携して女性活躍の推進に積極的に取り組んでいくということです。

日建協では、引き続き各方面と意見交換を行っていきます。(関谷)