NikkenkyoNews Vol.45 日建連と意見交換会を実施

日 時:2021年5月28日(金) 10:00~11:30
於 :日建連特別会議室
出席者:日建連 6名、日建協 6名


日建協は、日本建設業連合会(日建連)と以下の7項目について意見交換会を行いました。

1.4週8閉所の実現にむけて
2.改正建設業法 第19条5「著しく短い工期での契約の禁止」について
3.時間外労働の削減対策について
4.女性活躍の推進について
5.建設キャリアアップシステム(CCUS)について
6.単身赴任者の帰宅旅費非課税化について
7.カーボンニュートラル実現にむけた取り組みについて

意見交換の様子(右側:日建連、左側:日建協)

 

日建連では、1.4週8閉所の実現にむけては、「週休二日実現行動計画」において、2021年度末までの4週8閉所実現を目標に掲げていますが、これに替えて、次年度には新たな行動計画を立案するとのことでした。日建協は、4週8閉所実現のための行動計画策定を、加盟企業に対して強力に推進していただくよう日建連に強く要請しました。

2.改正建設業法と3.時間外労働削減については、工事契約時の適正工期の確保が重要な要素であることから、業界団体として、民間発注者団体に対し、適正工期での発注に理解を得る努力をしていただくよう要望しました。

4.女性活躍推進については、日建連では「けんせつ小町」の活動で、未来の担い手確保のために、小・中学生を対象とした現場見学会を全国各地で開催していますが、新型コロナ感染防止対策のため現地開催が困難なことから、今年はオンライン現場見学会を開催するそうです。また、日建連から女性活躍推進に関する有効な施策の提案依頼があったので、女性技術者会議や各種アンケートの結果をふまえて提案していきます。

日建協は、引き続き日建連と定期的に意見交換を実施し、組合員の労働環境改善にむけて情報交換や提言、要請活動を行っていきます。(井上)

※日建連 https://www.nikkenren.com/
全国的に総合建設業を営む企業、及びそれらを構成員とする建設業者団体が連合した組織。建設産業の健全な発展を図り、国民生活と産業活動の基盤の充実に寄与する活動をしている。

オンライン現場見学会(奥村組・大豊建設JVの巨大シールドトンネル現場のライブ配信)の詳細については、日建連HPをご確認ください。