角議長メッセージ第2回 力をあわせて「日建協ビジョン2030」を実現しよう

みなさん こんにちは 日建協議長の角です。
2回目となる今回は、「日建協ビジョン2030 ~誰もがいつまでも働ける 誰からも誇りに思われる産業~」についてお伝えしたいと思います。

日建協ビジョン2030 表紙

日建協では、本年8月に10年後の建設産業のあるべき姿、ありたい姿を描いた「日建協ビジョン2030」を策定・発表致しました。

ここ数年の建設産業を振り返ると、「担い手確保」をキーワードにして、政労使が一体となって課題解決に取り組んできたことで、その成果が顕著に現れ始めています。政府建設投資は堅調に推移し、各企業の業績も上がってきました。私たち働く者の視点から見ても、4週8閉所指数は向上、所定外労働時間は減少するなど労働環境は改善傾向にあり、処遇面においても、ベア・一時金・ともに前年比増額を獲得している組合が増えています。また、日建協が1972年から実施している時短アンケートでは、建設産業に魅力を感じる割合は、ここ10年右肩上がりで、2020年度は6割以上の組合員が魅力を感じると回答しています。
では、この先10年はどうでしょうか。建設産業は持続的な発展を遂げ、私たちの思い描く魅力に溢れた産業になっているのでしょうか。

私たち労働組合は、未来にむかってともに力をあわせて改善に取り組むために存在しています。そして、そこに集った組合員は、会社において次の時代を担う一人ひとりであり、将来への希望をもって働くことこそが、建設産業の発展につながると考えます。
この先も建設産業が、働きがい生きがいを感じられる魅力に溢れた産業であるために、私たちの「ありたい未来」を描いたものが、「日建協ビジョン2030」です。

「誰もがいつまでも働ける」とは

人々の安心安全な「生活の場」を支えること、これは私たちの普遍的使命です。そのために、私たちは日々地球と向き合い、自然と対峙しています。
この使命は、これからも決して変わることはありません。なぜなら、私たちは、この使命の先に、私たちを含むすべての人の幸せな生活があると考えているからです。
その使命を全うするためには、関係するすべての人が将来への希望を持ち、安心して働き続けられる環境が必要です。その先に産業の健全で持続的な発展があります。
私たちは、誰もが働ける環境を整えるにとどまらず、いつまでも働ける、働きたいと思える環境が実現できている産業を目指します。

「誰からも誇りに思われる産業」とは

私たちの仕事は、地図に残るダイナミックさがあり、様々な人たちが協働して、一つのものを作り上げていく醍醐味があります。そして、社会を支えているという誇りとロマン溢れるものだと考えています。
しかし、忙しさや大変さから、それらを感じられない状況に置かれている人がいたり、建設産業へのマイナスイメージが先行し、そうした魅力に気づいてもらえていない状況があります。
2030年にむけ、建設産業は、私たち自身が胸を張り、誇れる産業になっていたい。そのために、私たちは、一丸となって高いモラルのもと、社会に貢献し、評価される仕事をしていきます。そして、私たちの仕事を通じて、全世界の誰からも、誇りに思ってもらえるような産業を目指します。
ビジョンワードには、このような思いを込めました。

これから先の未来、私たちはどうありたいのか、どのように変わっていくべきなのか、そして、そのためにはどうすれば良いのか。決めるのは、「私たち自身」です。 日建協は、ビジョンが建設産業で働く者の共通言語となり、そして産業内外に新たな「うねり」を起こせるようにみなさんと一緒に活動を進めていきます。力をあわせてビジョンを実現させましょう。