NikkenkyoNews vol.53 全建総連と意見交換会を実施

日時:2021年7月19日(月) 14:00~15:30
於:全建総連会議室
出席者:全建総連 5名、日建協 6名


日建協は、全国建設労働組合総連合(全建総連)と意見交換会を行いました。

技能労働者の賃金実態や週休2日の取得状況、建設キャリアアップシステム(CCUS)の加入状況、担い手確保など幅広い内容での意見交換となりました。
全建総連からは、「本音では週休2日が良いが、収入が減ってしまうので就労せざるを得ない、という声が多い」「若年者に入職してもらうためには収入と休みのバランスが大事」などの意見がありました。また「CCUSの普及促進を最重要課題と位置付け、不退転の決意で臨む」と力強い発言がありました。
建設産業の週休2日(4週8閉所)の推進や、担い手確保などの課題解決には、技能労働者の処遇改善が不可欠であると強く感じました。

日建協は、引き続き他の産業別労働組合と意見交換を実施し、建設産業全体の労働環境改善にむけて取り組みます。(井上)


※ 全建総連:都道府県単位で組織された53県連・組合の連合体組織で、建設現場で働く技能労働者約63万人が加入している。BWI(国際建設林業労働組合連盟)にも加盟し、日建協とともに国際労働問題にも取り組んでいる。