心を合わせて実現しよう 誰もが働き続けたいと思える 魅力にあふれた建設産業を(日建協第98回定期大会)

日建協第98回定期大会を8月3日(火)にホテルラングウッド(東京)で開催しました。今年の大会も、座席間隔の確保、代議員のWebによる参加の併用、また来賓招待を自粛するなど、昨年に引き続き新型コロナウイルス感染症拡大防止に配慮した大会としました。大会ではすべての議案が承認され、2021年度の日建協活動がスタートしました。

議長挨拶  ■心を通わせて、絆を深めよう
日建協 議長 角  真也

私たちの働く建設産業は、社会資本整備の担い手であり、地域の経済や雇用、社会生活の安全・安心を支える地域の守り手として、大きな役割を担っています。よって、持続的な発展を遂げることこそが、私たち建設産業に課された使命だと思います。その使命を果たすためにも、眼前に広がる様々な課題を一刻も早く、解決しなければなりません。 活動を進めるにあたっては、コロナ禍での新しい組合活動、ニューノーマルを常に模索しつつも、人と人のつながりを大切にし、日建協の絆を誰しもがもう一度確かなものとして実感できるような、「誰も取り残さない組合活動」を実践したいと思います。 日建協では新たに、日建協ビジョン2030「誰もがいつまでも働ける 誰からも誇りに思われる産業」を策定しました。このビジョンは、加盟組合のみなさんの思いの集積です。私たち日建協は、このビジョンが建設産業で働く者の旗印として共通言語になることを強く望んでいます。そのために私たちは、インフルエンサーとしての自覚自負をもち、その実現にむけて広く社会に訴えかけ、同時に社会の理解が得られるよう努めてまいります。 ともに力を合わせ、心を通わせて、誰もが働き続けたいと思える魅力にあふれた建設産業をつくっていきましょう。

日建協ビジョン2030はこちらです。

『退任役員を代表して』

退任役員:左から 中野前副議長、鈴木前議長、関谷前局次長

この3年間は私たちの労働環境に関係する法令の改正や、産業全体の働き方改革に対する機運の高まりと実際の取り組みの推進、さらにはコロナ禍による働き方の変革など、環境の変化がめまぐるしい期間でした。そしてコロナ禍によって、労働組合活動のやり方も大きく変わったことを忘れてはいけません。こうした中、着実に活動を進めることができたのは加盟組合のみなさんのおかげです。 新執行部のもと日建協のさらなる飛躍と、日建協ビジョン2030の実現へむけた足掛りが築かれることを期待しています。
(中野)

新執行部より一言

2021年度の活動がスタートしますが、加盟組合の皆さんにとって働きやすい、魅力あふれる建設産業の実現にむけて、執行部一丸となって全力で取り組んでいきます。 ご支援・ご協力よろしくお願いします。