未来を創るのはわたしたち 実現しよう 日建協ビジョン2030(日建協第99回定期大会)

日建協第99回定期大会を8月1日、2日にかけてアートホテル日暮里ラングウッド(東京)で開催しました。今年の大会もWeb参加を併用した開催としましたが、皆さまの熱意とご協力もあり、多数の代議員の方にお集まりいただき、来賓の方々もお招きしたことで、ほぼ従来通りに近い形式での開催となりました。大会初日は2021年度の活動と決算報告が承認され、その後、新役員が選出されました。2日目には2022年度の活動方針等について分散会討議を行い、討議事項については全体会議において報告されました。議案についてはすべて承認され、今年度の日建協活動がスタートしました。

議長挨拶
「顔合わせ・心合わせ・力合わせ」を大切にし、
「人と人のつながり」「組織と組織のつながり」を意識した組合活動を。

日建協 議長 角   真也

世界情勢を見渡してみますと、ロシアによるウクライナ侵攻は、半年近くが経過した今も続いており、世界規模で甚大な影響を及ぼしています。日本国内においても、新型コロナウイルスにより傷ついた国民生活や経済に追い打ちをかけています。私たちの働く建設産業においても、その影響は甚大です。こうした状況下においても、社会生活の安全・安心を支える国土の守り手という、建設産業の普遍的役割に変わりはありません。持続的な発展を遂げることこそが、私たち建設産業に課された使命です。難局のなかではありますが、その使命を全うするためにも、眼前に広がるさまざまな課題を早期に解決し、次なる担い手を迎え入れる万全の体制を整えていく必要があると考えています。
活動を進めるにあたっては、日建協ビジョン2030の実現を念頭に、組合員の皆さん、ひいては建設産業で働くすべての方々にとって意義ある活動となるよう、「顔合わせ・心合わせ・力合わせ」を大切にし、これまでにも増して「人と人のつながり」「組織と組織のつながり」を強く意識した組合活動を実践してまいります。
ビジョンの実現にむけては、組合員の皆さん、ひいては産業で働くすべての方々の前向きな考動が欠かせません。未来を創るのはわたしたちです。「誰もがいつまでも働ける 誰からも誇りに思われる建設産業」を一緒に築いていきましょう。