NikkenkyoNews Vol.29 第26回全国建設研究・交流集会に参加

日時 : 2019年11月17日~18日

会場 : 福島県いわき市スパリゾートハワイアンズ内会議室

 

講演する中野局次長

11月17日~18日にかけて、福島県いわき市にて開催された第26回全国建設研究・交流集会に参加しました。主催者であるNPO法人建設政策研究所から日建協の週休二日にむけた取り組みについて講演依頼があり、今回初めて参加しました。

 

集会は 「いのちと安全をまもる地域建設産業の発展に向けて ~復興・まちづくりを支える建設従事者の処遇改善」 をテーマとし、全国から建設労働組合関係者を中心に300人以上が参加しました。

 

1日目は全体会で 「アベノミクス都市開発のいま」 「外国人労働者受け入れ政策の転換と外国人労働者の権利保護に向けて」 「原発被災地福島の今」 という3つの講演が行われました。

2日目は分科会や講座、トークセッション、福島現地視察に分かれて行われました。「週休2日実現を考える」 というテーマの第3分科会において、日建協の中野局次長が 「建設産業の週休二日実現を考える ~日建協土曜閉所の取り組み」 と題し、ゼネコン職員の労働実態や4週8閉所ステップアップ運動など、週休二日に向けた取り組みについて講演しました。

 

第3分科会には37名が参加し、他団体からは 「国土交通省の週休2日モデル工事のとりくみとその成果」 「週休2日ぶっちゃけアンケート2019」 などの報告がありました。参加者からは技能労働者の賃金問題、発注者による書類削減、生産性向上の取り組みなど、さまざまな質問や意見が飛びかい、大変有意義な分科会となりました。

 

日建協は他団体とも積極的に交流し、建設産業の4週8閉所実現にむけて取り組みをアピールしていきます。(長野)

 

分科会全景