NikkenkyoNews Vol.36 「ものづくり」に携わる仲間として・・・金属労協(JCM)と意見交換会

於:金属労協会議室

2015年4月20日(月)16:00~18:00

 

日建協では、建設産業の理解促進と提言力強化のために他産業労働組合との意見交換を実施しています。今回は、同じ「ものづくり」に携わる仲間として、産業別組織の集まりである金属労協(JCM)と意見交換会を実施しました。

 

会議では、金属労協から2015年政策・制度課題重点取り組み項目(案)の紹介が行われた後、日建協から、「2014時短アンケートの概要」を用いて組合員の労働実態を中心に説明し、その後、互いの政策提言について質疑を行いました。

自動車、総合電機、金属、鉄鋼、造船等のさまざまな産業別組合の集まりである金属労協の提言は、トヨタ式の生産プロセス改善インストラクターを全国展開する活動から、船舶解体における安全確保と環境保全のための条約締結、また、温室効果ガス削減目標の提示など、広範囲に及びます。

金属労協からは「今後も知恵を出し合いながら、ものづくりに携わる人たちの地位向上やお互いの労働環境の改善にむけて、意見交換をしていきましょう」との話があり、日建協の活動に対して理解をしていただくとともに、貴重なアドバイスをいただくことができました。

 

日建協では、これからも他産別の労働組合との意見交換会で得られた貴重な意見を今後の活動に活かしていきます。

 

※ 金属労協は、日本の金属産業の労働組合が結集する組織で、正式名称は全日本金属産業労働組合協議会と言います。自動車総連・電機連合・JAM・基幹労連・全電線の5つの組織、約200万人の組合員で構成されています。