みんなのアイデアを時短につなげよう! 第2回時短アイデア大賞・図画コンクール

時短に取り組むきっかけに!

日建協では長時間労働の解消をめざし、加盟組合で連帯して時短を推進していくために、「日建協 時短アイデア大賞」を開催しています。時短アイデア大賞は、建設産業で働く私たちの経験や知恵を募集して、寄せられた良いアイデアや事例を水平展開することで、みなさんの時短が実現することを目的としています。 第1回時短アイデア大賞作品は広く展開され、建設産業全体の時短推進に貢献しています。2回目となる今回も、加盟組合のみなさんから多くの素晴らしいアイデアが集まりました。応募いただいたアイデアや事例をご紹介しますので、みなさんが時短に取り組む ‘きっかけ’ や ‘ヒント’ になれば幸いです。

第2回時短アイデア大賞受賞作品

大賞 休日約束手形と早く帰る約束手形

受賞者:伊與田 尚秀さん(名工建設職員組合)

<アイデアの内容>
休日や早く帰る日時を家族と共に「約束手形」として形にします。それぞれ控えを持つことで、休日の取得や早く家に帰ることを意識すると同時に、効率的な業務遂行を考えます。 どんな紙でも手軽に作ることができます。

<家族や大切な人との”絆”を休む意識へ>
『休日約束手形』や『早く帰る約束手形』を家族や大切な人と交わすこと、つまり、強固な約束(“絆”)によって、休むこと、早く帰ることの大切さを改めて認識していただくことで時短につなげ、家族をはじめとする大切な人たち、そして働く組合員の笑顔に結びついたらいいなあ、と思います。そして、ワーク・ライフ・バランスの実現、ココロとカラダの健康の維持、魅力的な職場、建設業界を創っていくことへのひとつのツールとして活用いただければ、というのが私の願いです。

優秀賞
標語入り土曜閉所運動ヘルメットステッカー

受賞者:林 洋平さん(大和小田急建設労働組合)

<取り組み内容>
統一土曜閉所に関する標語を書いたステッカーを作成し、各作業所に配布してヘルメットにつけてもらいます。統一土曜閉所を通じて、作業所に勤務している方全員の時短への意欲が高まるようにとの思いから作成・実施しています。

<「継続して言い続け、お互いに確認し合おう」という思いを込めて>
お互いが顔を合わせて会話をする中でヘルメットに貼ってあるステッカーを見ることにより、土曜閉所の認識を高めることができればとの思いで作成しました。土曜閉所の認識が少しでも向上するきっかけになれば嬉しく思います。

優秀賞 残業目覚ましウィンドウ

受賞者:金澤 郁人さん(戸田建設職員組合)

<アイデアの内容>
パソコンに表示される【ポップアップ】を利用して時間外(所定外労働時間)の業務効率化を図ります。時間外の勤務時間設定を、目標を持って自ら定めて実行していくことにより、時間外に対する取り組みの工夫を見直していくことができると考えます。

<自己意識を変えることが時短に繋がる>
自ら率先して得た時間は、視野を広め、自らの趣味や家族と過ごす時間に有意義に使うことができると思います。

今回のアイデアが実現し、時短への取り組みに活かされることで、みなさんの生活の充実に寄与することができればと思います。

他にも多くのアイデアが集まりました!
ありがとうございます!

大賞、優秀賞のほか入選作品には、「ノー残業当番」「クリーンにノー残業デー」「クッキングパパ!!」「帰りま週間」「出勤予定を明確にして、休日取得の促進」が選ばれました。そのほかにもアイデア、取り組み事例など多くの時短の知恵が集まりました。アイデア・事例は作品集として、日建協ホームページに掲載しています。ぜひご覧下さい。たくさんのご応募、ありがとうございました。

所定外の労働時間に入ったことを知らせ、終了目標を自ら立てます。

業務終了時間を知らせます。

他にも多くのアイデアが集まりました!
ありがとうございます!

大賞、優秀賞のほか入選作品には、「ノー残業当番」「クリーンにノー残業デー」「クッキングパパ!!」「帰りま週間」「出勤予定を明確にして、休日取得の促進」が選ばれました。そのほかにもアイデア、取り組み事例など多くの時短の知恵が集まりました。アイデア・事例は作品集として、日建協ホームページに掲載しています。ぜひご覧下さい。たくさんのご応募、ありがとうございました。

第1回時短アイデア大賞の作品展開状況!

前回の大賞作品に選ばれた「帰宅時間申告ボード」は、これまでに2万5千個以上製作されました。多くの組合員や建設産労懇の仲間に配布され、建設産業全体の時短に貢献してます。 また、その他のアイデア作品も多く活用され、時短への意識は徐々に高まっています。

(左)第1回時短アイデア大賞作品『帰宅時間申告ボード』
(右)第1回時短アイデア優秀作品『私の休日宣言』

第2回図画コンクール
「家族で休みの日にしたいこと !」

第2回図画コンクールでは、「家族で休みの日にしたいこと」をテーマに、168作品もの応募がありました。今回も力作揃いで、選考には審査員も頭を悩ませましたが、金賞6作品、銀賞9作品が選ばれました。それぞれの図画に込められた家族の思いを受けとめ、ワーク・ライフ・バランスの実現、休日のありかたを考える “きっかけ” にしていただきたいと考えています。

金 賞

『きりんさんにのって
白くまやペンギンと家族みんなでさんぽをしたいなあ』

松岡 理沙さん (年長)
(松岡 雅代さん:シミズユニオン)

 

 

 

『たこあげとボール遊び』

中西 彩子さん ( 4歳)
(中西 貴彦さん:大鉄工業労働組合)

 

 

 

『おばあちゃんと畑でとったよ。なすとトマト』

尾石 陽菜さん (小学3年)
(尾石 勝明さん:淺沼組職員組合)

 

 

 

『単身赴任中のパパへ パパの住んでる町。
パパ、また会いに行くよ!』

田村 洸樹 さん (小学4年)
(田村 秀子さん:五洋建設労働組合)

 

 

            

『こわかったね 仁王さん』             『夏はやっぱり祇園祭り』

髙橋 柚奈さん (小学1年)             尾石 瑠依 さん (小学6年)
(髙橋 義弘さん:飛島建設労働組合)      (尾石 勝明さん:淺沼組職員組合)

銀 賞

『雪あそび』

伊崎 祥知花さん (3歳)
(伊崎 貴文さん:名工建設職員組合)

 

 

 

『大好きな野球』

那須 博登さん (年長)
(那須 功司さん:西松建設職員組合 )

 

 

 

『みんなでお魚つりたいなぁ』

大櫃 比呂さん (年長)
(大櫃 稔弘さん:フジタ職員組合)

 

 

 

『ほんもののシャチにのったよ』

杉浦 慶士さん (小学1年)
(杉浦 健吾さん:シミズユニオン)

 

 

 

『海のおさんぽ家族』

細野 朝子さん (小学3年)
(細野 晋作さん:シミズユニオン)

 

 

 

『家族で行って楽しかった思い出』

深津 惟有さん (小学5年)
(深津 有彦さん:奥村組職員組合)

 

 

 

『家族で食べるなべ』

山田 睦綺さん (小学6年)
(山田 昌敬さん:名工建設職員組合)

 

 

 

            
『今夜のおかずゲット!』            『また行きたい 楽しかった室生寺』

高村 梨花さん (小学2年)             髙橋 若奈さん (小学6年)
(高村 英生さん:佐藤工業職員組合)      (髙橋 義弘さん:飛島建設労働組合 )

第2回時短アイデア大賞・図画コンクール受賞式を
開催しました !

第2回時短アイデア大賞と図画コンクールの受賞式を日建協の定期大会にあわせて開催し、加盟組合の代議員や受賞したお子さんのご家族など多くの方々に出席していただきました。受賞式では、時短アイデア大賞の受賞者8名と、図画コンクールを受賞したお子さん15名に賞状と記念品を手渡し、受賞作品の紹介、記念撮影等を行いました。子供たちの可愛らしい仕草に大きな拍手が送られ、賑やかな受賞式となりました。

図画コンクールに応募していただいた全作品は、会場のロビーに展示し、多くの方々に見ていただきました。ご覧になった方々は、きっと「次の休日には家族と何をしようか」と思いを馳せていたのではないでしょうか。

   

図画の前で記念撮影をするご家族           多くの方に出席していただいた受賞式

   

みなさん上手に賞状を受け取りました      スピーチをするアイデア大賞受賞者(伊與田 氏)

   

時短アイデア受賞者のみなさん         図画コンクール受賞者のみなさん

建設産業のみんなに時短の意識が広がるように !

みなさんからたくさんの応募をいただいた第2回時短アイデア大賞・図画コンクールの取り組みは、建設専門紙で時短推進の取り組みとして紹介されました。 日建協では今後、加盟組合企業や経営者団体、行政などに対し、労働時間短縮にむけたさらなる努力や協力を要請するために、私たち組合員自身の時短への取り組みとして紹介していきます。建設産業全体へ時短の意識が広がるように、日建協活動をとおして積極的に展開していきます。

詳しくは、日建協 第2回時短アイデア・図画コンクール冊子をご覧ください !

今回、開催された時短アイデア大賞・図画コンクールの詳しい内容を「第2回時短アイデア大賞・図画コンクール作品集」としてまとめました。日建協ホームページに掲載していますので、ぜひ一度ご覧下さい。

すでに時短に取り組まれている方も多いと思いますが、みなさんから寄せられたアイデアを毎日の仕事に活かし、時短を推進していただくことで、長時間労働の解消につながるものと考えています。みなさんのアイデアを時短につなげていきましょう!