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作業所で働く人なら、設計図書を修正したり、設計変更の時に数量計算書を作ったりしたこと、ありますよね。
このような業務、本来、発注者が行う業務であり、私たちが行うものではありません。
でも、「昔からやっていたから」とか「どちらが行うものか良くわからないので、こちらがやっている」といった理由で、私たち受注者が行っている現状、ありませんか。
そして、発注者からこういう業務をやってほしいと頼まれれば断りにくい、という意識(片務性)も、私たちの中にあると思います。日建協では、このような業務に割く労働時間を「無報酬業務」と名づけ、その解消を目指して活動をしてきました。
これまで、国土交通省との直接対話などで改善を訴えるなどの活動をしてきましたが、抜本的な改善に繋がっていないのが現状でした。しかし
2009年4月、無報酬業務を取り巻く環境を大きく変化させ、解消に一役買ってくれそうな施策を国土交通省が打ち出しました。無報酬業務を解消するこのチャンス、これから私たちが何をすれば良いか、一緒に考えてみましょう。
それではまず、日建協がこれまでおこなってきた無報酬業務の解消にむけた活動を、振り返ってみましょう。

国土交通省職員組合
との意見交換

地方整備局への
提言活動

そして2009年、国土交通省が新たな施策を打ち出したのです。
この施策を有効活用し、無報酬業務解消に繋げるために、私たちは何をすれば良いのでしょうか。
次のページでみていきましょう。


Compass Vol.782 一括PDF (12.1MB)

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