日建協政策提言 活動の流れ

日建協では、作業所全般の労働環境の改善にむけて、組合員が抱える諸課題の解決をめざして提言活動を実施しています。政策提言書は主に国交省本省・営繕部や各地方整備局に対する提言とし、各種アンケートやアドバイザー会議、各種情報収集活動の結果と加盟組合から収集した意見・要望を取り入れて作成されます。ここでは政策提言書の作成から実際の提言活動、提言に対する回答などをご紹介します。

政策提言書作成の流れ

日建協では行政や業界団体、関係団体、マスコミなどとの意見交換や出前講座などのイベントの開催をとおして、日々建設産業における課題の解決にむけた情報収集を行っています。
そのような活動をベースに各種会議やアンケートを行い、加盟組合員の「生の声」を集めて提言書を作成しています。2024年度は2024年4月~6月にかけて、国土交通省本省、各地方整備局に提言を行う予定です。

一年間の流れ

提言に対する国土交通省の取り組みの変化

最後に

政策提言書の作成の流れ、実際の提言活動、提言に対する回答などをご紹介させていただきました。国の施策や制度を変えることは容易なことではありません。一朝一夕には実現せず、成果が見えづらい活動でもあります。しかしながら、労働環境改善にむけて一歩ずつ地道に活動していくことが必要です。また、政策提言活動では「こうしてほしい」と要望することも重要ですが、「こういう問題がある」ということを知ってもらうことも、課題解決にむけた第一歩になると考えています。組合員の皆さんの声を各種アンケートなどで収集、課題を抽出し、政策提言にまとめ積極的に意見発信していきます。政策提言にむけて、今後も組合員の皆さんの率直なご意見・ご要望を日建協へお寄せください。