NikkenkyoNews Vol.44 一般財団法人 建設業振興基金と意見交換会実施

日 時:2025年7月3日(木) 10:00~12:00
場 所:(一財)建設業振興基金会議室
出席者:(一財)建設業振興基金 4名、日建協 4名


意見交換会の様子

一般財団法人 建設業振興基金と建設キャリアアップシステム(CCUS)や建設業の課題について意見交換会を実施しました。

建設業振興基金からは、「CCUSは建設会社と建設技能者に対しユニークなIDを持たせる日本においては類を見ないユニークで画期的な取り組みであり、技能者の処遇改善にむけて必要不可欠な制度である」「CCUSの2024年における年間タッチ数は約6千万件あり、うち日建連加盟企業が約5千万タッチと大企業の利用は進むものの課題も存在する」などの説明がありました。

日建協からは、「簡易型登録から詳細型登録への移行により、利用者が拡大し、技能レベルに応じたメリットを技能労働者が実感できることが重要」などとCCUSについて意見交換を行い、あわせて今年度の政策提言や単身赴任者の帰宅旅費非課税化にむけた取り組みについて説明しました。

日建協では、引き続き各種団体との意見交換および情報収集を行っていきます。(佐長)


※一般財団法人 建設業振興基金は、建設産業の近代化・合理化を推進し、建設産業の振興を図ることを目的として、1975年に官民の出捐をもとに設立された団体です。経営支援、検定・講習試験、建設キャリアアップシステム(CCUS)を含む各種人材育成支援の運営が主な事業です。