日建協出前講座日建協2025「将来の担い手たちに向けて」
日建協では将来の建設産業を担う土木・建築系学科の学生にゼネコンの仕事内容や魅力を知ってもらうために、日建連と連携し2006年より全国の大学で出前講座を開催しています。2025年度は全国7つの大学で出前講座を開催し、合計528名が受講しました。各回終了後に実施したアンケートの結果より、学生のゼネコンに対するイメージや希望する就職先を紹介します。
大学・専攻に応じた講義/講師一覧

学生から見た「ゼネコン・建設産業」のイメージ
社会貢献度は高いが労働時間が長いイメージ
ゼネコン・建設産業が「社会に対する貢献度の高い産業」であると思うかについては『そう思う』『ややそう思う』という回答が100%という結果になった一方、ゼネコンへの就職を希望しなかった理由について聞いたところ、約半数の学生が1位に「労働時間が長そう」と回答しました。近年建設業界においても働き方改革が進んでいることをもっと積極的にアピールしていく必要がありそうです。

希望就職先は「ゼネコン」が首位

土木は不動産・デベロッパー、建築は住宅メーカーが次いで人気
昨年度に引き続き、今年度も学生たちの希望就職先として「ゼネコン」が首位となりました。とはいえ全体割合としては土木系が20.0%、建築系が17.8%と決して高くはない数値となっています。
日建連が描く未来の姿

各大学とも、日建協加盟組合から派遣された講師による講義の前に、日建連より2025年に発表された『建設業の長期ビジョン2.0』についてのご説明を頂きました。
2050年にはAIロボットによる施工や未踏領域である宇宙開発などが実現し、建設業の形が変わるかもしれないというお話には学生たちも非常に興味を持っていた様子でした。
受講後の学生の声
- とても面白い講義だった。自分の将来について考えるきっかけにもなった。
- ゼネコンがどのくらいのスケールで事業を進めているのか具体的なイメージができた。
- ゼネコンに対して、とにかくきついと言うイメージがあったが、実際は労働環境はかなり改善されており、女性でも働きやすい環境であると知ることができてよかった。
- ゼネコンの設計部で働く方の実際の声を聞く機会が今までなかったので、ゼネコンで働いた場合の自分の姿を想像することができた。
- 建設業界の変化や実際の施工管理の業務内容、作業所でDX化がどのように行われているかなどを知ることができ、勉強になった。
小学生だって立派な将来の担い手!? ~日建協ではこんな取組もしています~
第三吾嬬小学校で授業を開催
昨年度に引き続き、2025年度も出前講座の一環として墨田区立第三吾嬬(だいさんあづま)小学校で開催された令和7年度キャリア教育特別授業(5・6年生対象)にて講義を行いました。
「建設業と私たち」をテーマに、大阪・関西万博やディズニーランドなど身近なテーマを織り交ぜながら、土木と建築の違いや社会インフラづくりの重要性など建設業の基本的な情報と魅力を分かりやすく説明しました。

家族向け魅力発信イベントを開催
日建協では今年度から新たな試みとして、小学生のお子様がいる加盟組合員を対象に建設業の魅力を再発見してもらうべく、日本橋エリアのまち歩き(見る)と加盟組合が施工した商業ビルでの昼食会(使う)、さらにゲームソフト『Minecraft』を用いたデザイン体験(創る)を併せたイベントを4月4日(土)に開催しました。その時のもようは後日日建協HPにも掲載いたします。
まとめ
建設産業は土木・建築系学科に通う学生から見てもいまだに「労働時間が長そう」というイメージを持たれていますが、受講後アンケートでは、業界団体や各社の取り組みにより、少しずつ労働環境が改善してきていることを知ることができて良かったという感想が多数見られました。
日建協では今後も引き続き出前講座を通じて近年の働き方改革や女性活躍推進への取り組みなどを正しく伝えていくとともに、さらに遠い将来の担い手になり得る小中学生に向けても家族参加型イベントなどの新たな試みにより建設業の魅力を発信していきます。
