新たなステージへ 誰からも選ばれる・魅力あふれる産業を目指して(日建協第103回定期大会)

第103回を迎える日建協定期大会を8月3日、4日の2日間、アートホテル日暮里ラングウッド(東京)で開催しました。2026年度も全国から多くの加盟組合代議員の皆さんにお集まりいただき、活発な議論を交わしました。大会初日は、2025年度の活動と決算報告が承認され、2026年度の新役員が選出されました。2日目には2026年度活動方針について、分散会討議を行い、活動方針を含む議案について承認されました。定期大会終了後には、名刺交換会を開催し、2026年度の新たな日建協活動がスタートしました。

議長挨拶
今年度は、産業全体を次の段階へ押し上げる挑戦の年度に
これまで築き上げた取り組みを継承しつつ、変化に柔軟に対応
日建協 議長 青山 敏幸


令和8年7月28日に熊本県熊本地方で発生した地震により甚大な被害が生じましたことに対し、被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。また、被災された皆さまの安全の確保と、復旧・復興が一日も早く進展いたしますことを、心より祈念申し上げます。

日本各地で大規模な自然災害が多発する中、国土・地域の守り手として日々現場の最前線で奮闘されている建設従事者の皆さま、また、日々、労働環境の改善や労働条件の向上にむけて真摯に取り組まれている組合員の皆さまに、心より敬意を表します。

建設産業は、深刻化する担い手不足や建設資材価格の高騰など、依然として厳しい環境にあります。そのような中で、2025年6月には「第1次国土強靱化実施中期計画」が閣議決定され、巨大地震の切迫性や激甚化する風水害、老朽化インフラの増加といった喫緊の課題に対応するため、従来を大きく上回る規模と明確な方向性が示されるなど、今後の国土づくりにおける大きな節目となりました。

私たちの労働環境に目をむけますと、2025年11月に実施した時短アンケートの結果では、所定外労働時間の全体平均が29.2時間となり、アンケート調査開始以来、初めて20時間台を記録しましたが、全産業と比較すると依然として長時間労働が続いています。
2026年度の日建協は、これまでの活動の延長ではなく、産業全体を次の段階へ押し上げる挑戦の年度とし、働きたい、関わりたいと多くの人に選ばれる存在へ大きく進化させていくという強い思いを込めて、「新たなステージへ 誰からも選ばれる・魅力あふれる産業を目指して」をスローガンに掲げ、「産業政策活動」と「加盟組合支援」を二本柱として、外部への発信や産業の魅力向上の強化にむけた活動を推進していきます。

日建協ビジョン2030は、策定から中間期を迎えました。2026年度は、新たなロードマップ「日建協ビジョン2030 新 Road Map」のもと、2030年の最終目標を掲げるとともに、私たち日建協が描く建設産業のありたい姿・あるべき姿の実現にむけ、加盟組合の皆さまとこれまで以上に連帯した活動をめざし、取り組んでまいります。これまで築き上げた取り組みを継承しつつ、変化に柔軟に対応し、「誰もがいつまでも働ける、誰からも誇りに思われる産業」をともに創り上げていきましょう。