海外企画:海外で出会った、心ときめく「風景・文化・日常」

祈りの地で出会った、本当の豊かさ
ネパールの田舎で暮らしていると、まるで過去にタイムスリップしたかのような感覚を覚えます。壮大な自然の中、牛やバッファローが道を歩き、レンガや木でできた家々が並ぶ景色、自給自足で生活する人々。何百年と変わっていないと感じさせる風景に心を奪われます。人々の生活には「祈り」が深く根付き、遠出の前には安全を願って祈ってもらうこともあります。
甘いチヤ(ミルクティー)を一日何度も口にする暮らしもいつの間にか当たり前になりました。
日々の暮らしの中に「祈り」が息づくこの地で出会った人々の温かさと、笑顔はきっとこの先も忘れることはないと思います。何が本当の「豊かさ」なのか、この国での暮らしは、その問いを日々静かに投げかけてきます。
フィリピンで出会った、笑顔と祈りの日常
2012年入社、現在はフィリピン勤務。フィリピンの作業所では、現地スタッフとの連携を深めるために「チームビルディング」という交流イベントを行っています。これは、普段は真面目に仕事をしているメンバーが、ゲームやアクティビティを通じてコミュニケーションを取り、信頼関係を強める取り組みです。先日もみんなで体を動かし、翌日は見事に筋肉痛になりました。
休日は気分転換にマニラ市内の教会巡りをしています。歴史ある建物を訪ねながら、次の工程も無事に進むよう、つい仕事の安全まで祈ってしまいます。海外生活も、仕事とリフレッシュのバランスを大切に楽しんでいます。
なんにもないけど、なんでもある
海外の生活が初めての私にとって、出会うもの目に映るもの全てが新鮮で魅了されました。
まず建築の端部の装飾や色使いに心ときめきました。所々たちが悪い箇所や手入れが行き届いていない箇所はあるが、それが街によく馴染んでいてラオス人の大らかな優しい印象を街全体で感じました。
世界一何にもない首都と言われ身構えましたが、日常生活を不自由なく過ごせるほどには物はありました。仕事では工程があるので常に時間との闘いでしたが、休日は何にもない、ゆっくりとした時間を過ごせました。貴重な時の流れに出会いました。
ヒマラヤ山脈の麓での生活
ネパールで心ときめくものといえば、やはりヒマラヤ山脈です。赴任地からは50キロ以上離れているので普段はなかなかお目にかかれませんが、天気の良い日の朝には目の前一面に連なっていて忙しい朝でもつい足を止めてしまう美しさと存在感があります。
ヒマラヤやエベレストは会社やホテルなどの名前にとてもよく用いられておりネパールの人々のアイデンティティや誇りであることが伝わってきます。
また、ヒマラヤでの登山やトレッキングは外国人の観光客にもネパールの人々にも大人気で、私も次の休暇はどこの山に行こうかよく同僚と話し合っています。
登山といっても山頂までいくのではなく麓の村やベースキャンプまで行くのが主流ですが、それでも標高は4,000mを超え、電波がほとんど届かない中で絶景が広がり日常の喧噪を忘れさせてくれます。
車で行ける標高3,275mの絶景「武嶺」
日本統治時代、第5代総督の佐久間左馬太が五箇年理蕃計画の際、軍事用として開かれた道が前身とされる台湾中央山脈を彰化~花蓮に結ぶ「台湾省道台14甲線」(日本でいう一般国道にあたる)の最高到達地点が「武嶺」です。
日本でも磐梯吾妻スカイライン、ビーナスラインなど様々な車で行ける絶景スポットに行きましたが台湾中部の第2の都市台中から車で2時間ほどで行けるという近さで標高3,200m超の峠を車で行けるのは日本では味わえない体験でした。
また、峠の道中は別荘地となっており、亜熱帯の台湾でも夏は扇風機だけで過ごせるほどの涼しい避暑地として台湾で大人気です。今後も愛車と共にいろんな景色を見に行こうと思います。
シンガポールの日常に馴染む
住宅街の中心にあるホーカーセンター。多くのシンガポール駐在員が日常的に訪れる場所です。中華、インド、マレー料理が整然と並び、多様な家族が料理を囲んでいる風景に、多民族国家の基盤のようなものを感じます。東南アジア独特の湿気を帯びたぬるい風の中で食事する時間が、この国ならではの心地よさです。
また朝晩は25℃前後と過ごしやすく、休日の公園にはスポーツや釣り、サイクリングを楽しむ人などが見られ、運動をより身近に感じられます。私も駐在員の仲間とフラッグフットボールで汗を流し、隣ではインド人がクリケットをしています。そういった景色の中で、シンガポールで生活していることを実感しています。
ミズオオトカゲと都会ライフ
東南アジアに生息するミズオオトカゲ。魚だけじゃなくネズミや鶏肉も食べるミズオオトカゲ、大きい個体は猫も食べるとか食べないとか。
地方だけではなく実は大都市バンコクでも気軽に見かける事ができます。大学構内や科学館の庭など、更には老若男女が集まる公園でも。
そしてここ、ルンピニー公園は都会のビル群の中にありランニングやピクニック、図書館利用などで多くの人が利用をする場所でありながらミズオオトカゲの聖地とも言われるほどミズオオトカゲが生息しています。
恐竜のような見た目でありながら意外とおとなしいミズオオトカゲ、水辺で悠々と昼寝をしている姿はずっと見ていると可愛らしく思えてくることも、あるとかないとか。そんなかわいいミズオオトカゲと共に優雅なバンコクライフを過ごしてみるのも如何でしょうか。旅行で来た際にも一度立ち寄ってみるのも面白いかと思います。
今回の海外企画はいかがでしたか。日本では出会うことができない、鮮やかな「風景・文化・日常」の数々に、海外勤務への憧れを抱いた方も多いのではないでしょうか。ご協力いただきました加盟組合の皆さん、本当にありがとうございました!!
