NikkenkyoNews Vol.11 2025年度 日建協大学生向け出前講座を開催②
2025年10月 9日(木)13:10~14:45 立命館大学 133名参加
2025年10月10日(金)14:30~16:00 大阪産業大学 42名参加
2025年10月14日(火)10:40~12:10 昭和女子大学 100名参加
2025年10月23日(木)13:40~15:20 東京都市大学 65名参加
日建協では、将来の建設産業を担う土木・建築系学科の学生にゼネコンの仕事内容や魅力を伝えるために、日建連と連携し全国の大学で出前講座を開催しています。
立命館大学と大阪産業大学の土木系学科の学生、および昭和女子大学と東京都市大学の建築系学科の学生を対象に出前講座を開催しましたので、講義の内容や学生の感想についてお伝えします。
各大学とも、まず日建連から『建設業の長期ビジョン2.0』をもとに建設業の展望と担い手確保・長時間労働是正にむけた取り組みについて講義を行い、続いて日建協の概要について紹介、その後加盟組合派遣の講師より、自身の経験を交えながらゼネコンの業務内容や魅力について説明しました。
立命館大学では、シミズユニオンの寺本講師より、各種データを用いた建設市場・業界の説明、ゼネコンの施工管理とは、若手職員や現場所長の1日、働き方改革の現状について講義をしていただきました。
講義後のアンケートでは、「現在の建設業界やゼネコンについて知ることができ、もし自分が働いた場合のイメージを持つことができた。」「ゼネコンに対して、とにかくきつい仕事というイメージがあったが、実際は労働環境がかなり改善されており、女性でも働きやすい環境であると知ることができてよかった。」などの感想をいただきました。
大阪産業大学では、同大学OBの安藤・間職員組合の森下講師より、現在の営業職としての仕事内容、ゼネコンの施工管理とは、若手職員の1日、ゼネコンの魅力・やりがい・達成感について講義をしていただきました。
講義後のアンケートでは、「建設業界の取り組みについての具体的な説明がとても興味深かった。」「ゼネコンのすごさを改めて感じることができた。」などの感想をいただきました。
昭和女子大学では、同大学OGの東洋建設職員労働組合の髙野講師より、自身が携わった設計案件の紹介、ゼネコンの施工管理とは、設計の仕事(若手職員の1日)、働き方改革、福利厚生について講義をしていただきました。
講義後のアンケートでは、「ゼネコンは社会に必要なとても素敵な仕事であると感じた。」「インターネットだけではわからないような情報や経験談を知ることができ、ゼネコンに対するイメージや仕事内容の理解を深めることができた。」などの感想をいただきました。
東京都市大学では、フジタ職員組合の米本講師より、ゼネコンの施工管理とは、若手職員の1日、作業所におけるDXについて講義をしていただきました。
講義後のアンケートでは、「自分が将来働く姿をイメージすることができ、建設業についてよく理解することができた。」「作業所でのDX化がどのように行われているか知ることができ勉強になった。特にゼネコンの施工管理は長時間の業務を行うイメージがあったので人手不足への対策や働き方が変わってきていることが分かってよかった。」などの感想をいただきました。
今年度は、引き続き以下に記載の大学で出前講座を開催します。
日建協は今後も、出前講座を通じて未来の建設産業を担う大学生に、ものづくりの魅力や社会的役割を伝えていきます。(中村)
今後の開催予定
2025年12月 3日(水) ものつくり大学
2026年 1月24日(土) 九州大学
