NikkenkyoNews Vol.38 北海道 建設部 建設政策局 建設管理課を訪問しました
日 時:2025年5月26日(月) 10:00~10:40
場 所:北海道庁本庁舎 建設部 建設政策局 建設管理課
出席者:北海道 建設部 建設政策局 建設管理課 建設産業振興係 1名、日建協 2名
北海道 建設部 建設政策局 建設管理課を訪問し、日建協の取り組みについて紹介し、建設業の現状や課題について意見交換を行いました。
なお、今回の訪問は、機関誌Compassの日建協出前講座の学生へのアンケート調査の記事について建設管理課から問い合わせをいただいたことをきっかけに実現しました。
日建協からは、作業所において週休2日が定着するために、地方公共団体、民間発注者からの週休2日を考慮した工期設定での、工事発注の必要性を説明しました。
また、建設業が地域の守り手としての役割を担い、持続可能な産業であるためには、広く国民の理解醸成が必要であること、将来の担い手不足が懸念される中、若い世代をはじめ多くの人に建設業の魅力を広く積極的に発信していくことが重要であると伝えました。
建設管理課からは、『同課は地域の安全・安心や経済・雇用を支える道内の建設産業の持続的な発展を図る道政を担っているが、道内の技能労働者、建設技術者および道庁をはじめとする自治体の技術系職員も不足している。同課で策定した「建設産業ミライ振興プランHOKKAIDO」の中で、「建設産業の担い手の確保及び育成」を早急に解決すべき重点課題とし、その解決に向けて、建設産業の「働き方改革」「生産性の向上」「魅力の発信」を3つの柱とし、関係団体等と連携して取り組んでいる』と説明がありました。
最後に、日建協からあらためて、今後も定期的・継続的に意見交換の機会を設けていただけるよう要請しました。
日建協では、誰もがいつまでも働ける、誰からも誇りに思われる産業をめざし、引き続き、新たなチャンネルを模索し、幅広く意見交換・意見発信を行っていきます。(前田)