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みなさん、最近家族とのコミュニケーションはとれていますか?また、自分の気分転換に何をしていますか?わたしにとっての気分転換は、アウトドアを楽しむことです。アウトドアといってもキャンプや登山のような本格的なものばかりではありません。自然の中で楽しめる遊び方を自分で組み合わせることにより、手軽な楽しみ方があります。
最初から意気込んで本格的なアウトドアに挑戦するのではなく、自然の中に飛び込んで体験しながら自分の楽しみ方を見つけてみるのもよいのではないでしょうか?

原木 祐幸

年齢、性別を問わず誰でも手軽にアウトドアを満喫できるのが、ハイキングです。家でおにぎりとお茶を用意して、新緑に包まれた自然の中へ、また、紅葉に染まった美しい自然を見に出かけませんか。
ハイキングは、自宅の近くを散歩する感覚でも楽しめます。川沿いの土手をゆっくり散歩するのもよいですし、いつも電車で通り過ぎている街を散歩するのもよいかもしれません。旅行のついでに自然を満喫するのもよいでしょう。ハイキングは散歩の延長と考えれば、もっと気軽に楽しめるのではないでしょうか。

自転車に乗って行動範囲を広げることで、アウトドアをより楽しむことができます。サイクリング専用の自転車は必要ありません。ママチャリでも十分楽しめます。自宅から自転車で出かけるのもよいですし、車に積み込んでロケーションのよいところで楽しむのもよいでしょう。また、旅行先でレンタサイクルを使って観光するのもよいかもしれません。

たまには無邪気に小さいボールを相手に、自然の中で戯れるのもよいかもしれません。スコアなんか気にせず広大な緑の芝の上で小さいボールを相手に悪戦苦闘し、疲労困憊、自己嫌悪に陥りながら楽しい時間を、仲間たちと過ごしましょう。

● 満腹になるまで食べてみたいぶどう狩りやみかん狩り
● 焼き鳥が食べにくくなるバードウォッチング
● できれば好みの異性と2人で行きたいドライブや旅行
● 人目を気にせず昼間から飲んで騒げる花見や紅葉見物
● わたしにはできないジョギング、マラソン
● 波と戯れるサーフィンやボディーボード
● 男性同士では絵にならないスケート、スキー




ハイキングや花見、サイクリングやみかん狩りなどを組み合わせて楽しい仲間たちとアウトドアを楽しんでみませんか?
わたしにとってのコミュニケーションは、家族や仲間でキャンプに行くことです。ゆっくりとした時間の中で、自然とふれあい、生まれてくる様々な絆や心のつながりを大切にしたいと考えています。

わたしも小さなころ、親にキャンプに連れて行ってもらい、とても楽しかった思い出があります。現在は結婚して2人の子供がいますので、子供達にもこの楽しさをあじわってもらおうと、10年前から年に2〜3回キャンプに行っています。子供たちもキャンプが大好きで冬以外はキャンプに行きたいとせがまれます。
キャンプやアウトドアの楽しみはなんと言っても自然と戯れることです。自然の中でゆったり過ごしたり、川で泳いだり、昆虫採集をしたり、マキ拾いをしたり、自然の中を探検したり、釣りをしたりと楽しもうと思えばきりがありません。

楽しそうな子供たち

テントやタープをどのようにレイアウトするかを決めたら、いよいよ設営開始です。今のテントはほとんどがドーム型で設営がとても簡単です。部屋の部分となるインナーを広げて天井部のスリーブにポールを通し、ポールの片側を固定。後は家族みんなでポールを湾曲させて持ち上げて反対側のポールの先を固定するだけで完了。子供たちと一緒に細かい部分をセットして位置決めしたら、ペグを打てばOK。雨や風を防ぐフライシートは風上に向かって風をはらませながら被せると楽にセットできます。家族みんなで協力することで今では15分もあれば“わが家”のできあがりです。

“わが家”

テントや川原で元気いっぱいはしゃぎまわっていた子供たちも「ご飯まだー」と腹ペコ、ガス欠状態で戻ってきます。アウトドアでは不思議なことに家庭では料理しない父親に限って、張り切って料理します。炭に火をつけるのも着火剤で簡単に火はつきますし、家庭のコンロと同じように扱いやすいガスツーバーナーがあるので、バーベキューやご飯、焼肉や焼き鳥なども簡単にできます。多少失敗しても野外での食事は「すごくおいしいよ!」と食べてくれる子供の笑顔と、この一言があるからこそ、楽しくてやめられません。

手軽なガスツーバーナー

季節を問わず、夜になると冷え込んでくるキャンプ場では、焚き火が欠かせません。ただ暖を取るためではなく、キャンプをしている実感を得るにも絶好のイベントで、とても心が和む雰囲気になります。
ちなみにこのキャンプ場は数少ない直火での焚き火ができるキャンプ場です。

そもそも、アウトドアは現代生活の中で失われた不自由さを、「自然」の中で経験して楽しむことです。
旅行する時には、たいていホテルや旅館に泊まります。快適な部屋で、豪華な美味しい料理に舌鼓をうつのも楽しいものです。しかし、あまり快適とはいえないテントに泊まって自然と一体になって過ごす時間も素晴らしい思い出となります。
日常生活では味わえないランプや焚き火だけの質素で味わい深い食事、家庭では失敗した料理は到底食べられませんが、アウトドアなら不思議と美味しく食べられます。テレビやビデオがない空間での家族との自然な語らい、頭上を見上げれば無数の星が宇宙の広大さやロマンを語りかけてくれ、すがすがしい空気に包まれてのさわやかな目覚めなど、貴重な体験が、何物にも代え難い思い出と家族のコミュニケーションを深めるものだと感じています。


Compass Vol.788 一括PDF(11.1MB)

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