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〜時短集会を開催〜 (2008.05.29)

日建協は建設産労懇の仲間とともに、建設産業における時短推進活動の効果的な進め方や時短意識の高揚などを目的として時短集会を開催しました。
冒頭、建設産労懇の会長である日建協の青本議長より「適度な受注競争にむけての課題や人材の流出という産業構造の問題、労働環境整備の重要性、改善しようとする個人の意識が出しづらい環境など、建設産業で働く仲間として、ともに取り組むべき課題に対して共通認識を持ちながら、効果的な時短活動を実施していこう。」という強いメッセージが発信されました。
続いて東京(関東甲信越ブロック)仕事と生活の調和推進会議(※)で議長を務められた小倉一哉氏より、建設産業における長時間労働の実態について、他産業と比較したデータの分析結果なども交えながら「建設業におけるワーク・ライフ・バランスの推進のために」をテーマとした講演をいただきました。現状の短工期や低コストでの過当競争改善にむけては、発注者に対して理解を求める活動が必要であること、また、業界としても働く人々の健康管理や次世代の人材育成に注力すべきであることなど、講演の中で、私たちが取り組んでいる活動の重要性をあらためて認識する場面も多々ありました。
今後も建設産労懇の仲間と協力しながら、建設産業における共通の課題解決にむけての取り組みを盛り上げていきたいと思います。

※東京(関東甲信越ブロック)仕事と生活の調和推進会議
労働者の健康と生活に配慮するとともに、多様な働き方に対応したものへと改善するための労使による自主的取組を促進し、労働者一人ひとりの仕事と生活の調和を図ることなどを目的とした会議。日建協も発足当初から委員を派遣し、適正工期確保による土曜閉所の実現などを提唱してきました。

時短集会の様子
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〜オリエンタル白石職員組合合併調印式〜 (2008.06.21)

本年7月1日より日建協加盟組合の新しい仲間として『オリエンタル白石職員組合』が誕生しました。
新組合発足に先立って、6月21日(土)10時30分より日建協議長立会いのもと、『オリエンタル白石職員組合合併調印式』が開催されました。当日は厳かなムードの中、合併がなされる両組合委員長双方の署名捺印により、合併に関する覚書と連帯の証である力強い握手が交わされました。滞りなく進められた調印の後、「この新しい組合を、今まで以上にすばらしい組合にしていきましょう!」という発声に応えるかのように歓喜の声があがり、満場の拍手喝采とともに厳粛な雰囲気は、一変、祝いのムードに包まれることとなりました。
調印式に立ち会った日建協議長は祝辞の中で、「オリエンタル白石職員組合の今後の活動、そして日建協活動においても、みなさんの若さ溢れる力を存分に発揮してもらい、建設産業の魅力化、活性化のために励んでもらいたい。」と述べ、新しく誕生した加盟組合との今後の連帯の意をあらためて誓いました。
同日、新組合の三役を決める審議がなされ、新体制へのスムーズな移行に努めていくこととなります。加盟組合のみなさん、オリエンタル白石職員組合に対して熱いエールを贈りましょう!!

合併に関する覚書を交わされる
柳田委員長(右)と國島委員長(左)
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〜建築学科で初めての出前講座を開講〜 (2008.06.13)

6月13日(金)東洋大学工学部建築学科にて、建設産業の実態や魅力を伝えるため、出前講座を実施しました。出前講座はこれまで土木系の学部を中心に行ってきましたが、今回は初めて建築系の学部で開催しました。また今回は講義に加えて直接対話で学生のゼネコンに対するイメージや就職意識を聞く場として意見交換会を開催しました。意見交換会には、厚生労働省職業安定局と国土交通省総合政策局の方々も参加され、学生の産業離れにいかに対応すべきか、一緒に学生と意見交換をしました。
出前講座には3年生と4年生の計106名の出席がありました。講座では、建設産業の構造、ゼネコンの組織体制、ゼネコンの技術力などについて説明した後、フジタ職組の池口氏に、自身の経験をもとにゼネコンに入ったらどのような事を担当するのかについて、また、仕事の充実感・達成感を伝えてもらいました。その際のアンケートによると、就職先を決めるに当たりこれまでの土木系の学生に比べ「労働時間」や「仕事の内容」を重視する傾向が見えました。
意見交換会には出前講座出席者のうち24名が参加しました。今回参加した学生たちの中には、「ゼネコンの仕事は顧客との距離が離れていると感じており、同じ建設産業でもハウスメーカーや不動産業などを志望する」という人が多くいました。また、ゼネコンに対して、「就職に際し、ゼネコンの実態が分かるような情報を発信してほしい。」「休日や、賃金などの労働条件について、せめて我慢できる範囲までは改善してほしい。」といった意見が出ました。厚生労働省からは、インターンシップでの研修内容に対する質問があったほか、産業で働く若者の作文集などが紹介されました。
日建協では、今後も地道に学生に対し産業で働く魅力を伝えていくとともに、行政や業界団体へ魅力向上に向け協働での活動を働きかけていく予定です。

講座の様子 東洋大意見交換会
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〜AEDの使用法と心肺蘇生の講習会〜

建設産労懇の仲間とともに、公共の施設を中心に設置が進んでいるAEDの使用方法と、心肺蘇生に関する講習会を開催しました。今回の講習会は、多くの組合員が人命救助に関する知識を習得することにより、万が一のときに役立てようという考えで、産業別労働組合としての社会貢献活動の一環として開催しました。
講師の方から、心配停止後5分以内での早期の対応が人命救助のポイントになること、救急の手順が分からずに、救える命が残念ながら救えなかったケースも多いというお話があり、参加者は緊張感を持って熱心に耳を傾けました。また、突然死の発生原因については循環器疾患によるものが多数あり、そのうちの多くが意外にも自宅で発生しているという説明がありました。「本日の講習を受講されたみなさんは、ご自身の体が変調をきたしたときに備えて、同居されている家族など、まずはまわりの方に本日学んだ心肺蘇生法を教えてください。」と講師の方が強調されました。万が一に遭遇したときに備えての人命救助の知識が、実はごく身近な人の命を救うためにも必要な知識であることを知り、参加者にとって人命救助をより身近に感じながらの受講となりました。
今後も幅広く社会に貢献できる活動を企画していきたいと考えていますので、みなさんもぜひご参加ください。

※AEDの講習会は各地の消防局において無料で開講されています。
詳しくは最寄りの消防局にお問い合わせください。


AEDの取り扱いに関する説明 心肺蘇生の実技講習 駅に設置された
AED
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〜金属労協が参加した100万人の市民現場見学会〜 (2008.07.22)

日建協は、(社)日本土木工業協会(土工協)の主催する「100万人の市民現場見学会」に協力しています。今回見学したのは、千葉市下水道局が発注する「雨水幹線整備事業」の現場で、間・東洋・飛島・京葉工管JVが施工しています。この施設は、集中豪雨の際、一時的に雨水を貯めて洪水を防ぐ機能を持ち、平成21年の完成を目指しています。全日本金属産業労働組合協議会(金属労協)の役員ら12名が参加しました。
「金属労協」は、日本の金属産業労働者を網羅する産業別労働組合組織で、5産別(自動車総連、電機連合、JAM、基幹労連、全電線)により構成され、同じ「ものづくり産業」の仲間として、また私たちの発注者となりうる方々に、建設産業が社会資本整備において果たす役割について理解してもらうことを目的に開催しました。
はじめに主催者より、「災害に備えるための非常に重要な施設を建設しているということを、みなさんにご理解いただきたい。」との言葉がありました。続いて、日建協の川副副議長が、「この機会を通じて、より良い社会資本を提供するために真剣に取り組んでいる姿を見ていただき、それを金属労協の加盟組合の方々に伝えていただきたい。」と挨拶しました。
見学者は、深さ38メートルの発進立坑をエレベーターで降り、シールドマシンで掘削中のトンネルの最先端部までの道のり(片道2.4キロ、往復5キロ弱)を実際に歩いて見学しました。参加者からは、「多額な税金が使われているが、必要性を聞くと納得できる」との声や「命を懸けて国民の生活を支えている産業なので、もっと正当な評価を受けても良いのではないか」などの感想がありました。また、現場の安全面や作業員の労働環境、建設コストに関する質問などが多く出され、JV担当者からの回答に熱心に耳を傾けていました。

トンネル内見学状況 立坑内見学状況
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