日建協では建設産業に対するイメージの悪化と、建設産業への入職者の減少を危惧して2006年から出前講座を始めました。出前講座では加盟組合の作業所から講師を招き、ゼネコンで働く職員の生の声を大学生に届けています。大学生に建設産業で働く魅力を伝えたい! ゼネコンの仕事の内容を正確に伝えたい! そんな思いの詰まった出前講座を紹介します。

出前講座は土木、建築系学科を対象に開催しています。出席する大学生の多くは「ゼネコン」という単語を知っていても「ゼネコン」の仕事の内容を知らないのが現状です。
出前講座を受講した学生からは「この講座に参加して、ゼネコンも就職選択の一つになった」「ゼネコンに入ってから、出会いがあるのか気になる」「ゼネコンの仕事が身近なところで関係していることを知った」などの声があり、大学生のみなさんにとって、ゼネコンで働くことのイメージができたのではないでしょうか。
大学生の心を動かした5人の講師の熱い講座を紹介します。

2011年の出前講座も、加盟組合の協力のもと個性あふれる5人の講師により開催しました。
大学生のみなさんは、就職活動では触れられない建設産業で働く職員のよろこびを肌で感じることができたのではないでしょうか。
大学生のみなさんがゼネコンの仕事の内容を知り、ゼネコンで働いてみたいと思ってくれることが建設産業の明るい未来につながると信じています。