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市民の生活を目に見えない所で支えていることに感謝

他産別労働組合(フード連合)が参加した100万人の市民現場見学会
(2007.05.25.fri)

日建協が友好加盟している連合の構成組織である日本食品関連産業労働組合総連合会(フード連合)の油脂調味料部会の執行委員の方々が参加する100万人の市民現場見学会を、清水建設鞄本橋室町改良工事で開催しました。フード連合が展開する政策活動「プロジェクトR」は、日建協の提言活動「公共工事における無報酬業務解消」と同じく、受発注者双方の業務における責任区分の明確化と受発注者間における片務的体質を改善しようとするものであることから、従前より意見交換を行っており、今回開催することとなりました。
当日は、雨模様のなかでの見学でしたが、日頃見ることができない地下工事の様子に驚くとともに熱心に見学されていました。見学会後には「市民の生活を目に見えない所で支えて頂きありがとうございます」「いままでは道があって当たり前と思っていた。皆さんの努力が私たちの生活を支えていることに気が付けた」などの感想が寄せられ、建設産業への理解を深めていただけた見学会となりました。
また、見学会の模様は、フード連合の機関誌「油脂調味料部会ニュース(2007年6月27日発行)」で紹介され、「食品以外で働いている仲間の抱えている課題や置かれている立場の認識ができた。そして同じ製造という立場での意見交換ができ有意義であった」などの感想が寄せられていました。
今後も、日建協だからこそできる、他産業で働く労働組合の方に「100万人の市民現場見学会」への参加を呼びかけ、建設産業が社会資本整備において果たす役割について、より理解を深めていただく活動を行っていきます。








統一土曜閉所運動を厚生労働省へ紹介

厚生労働省東京労働局主催 仕事と生活の調和推進会議「建設業分科会」
(2007.07.03.tue)

東京都千代田区の九段第3合同庁舎で、厚生労働省東京労働局が主催する東京(関東甲信越ブロック)仕事と生活の調和推進会議の「建設業分科会・第1回会議」が開催されました。この会議は、昨年度行われた同会議の提言を受け、労働時間を巡って課題の多い建設産業について分科会を設置したもので、日建協へは労働者代表として、昨年に引き続き委員への委嘱依頼があり、澤田副議長が同会議に出席しています。
今回の第1回会議では、建設産業の特性及び対処すべき課題と労働時間等の設定の改善にむけた自主的な取り組みについて、各委員から報告する形で進められました。日建協からは2006時短アンケートの概要を用いて、建設産業で働く私たち組合員の労働環境の実態を報告した後、加盟組合とともに労使一体となり取り組んでいる統一土曜閉所運動や異動時休暇制度など、具体的な労働時間短縮にむけた事例とその成果について紹介しました。
今後のスケジュールは、第2回の分科会を経て建設産業として取り組むべき具体的な施策を取りまとめ、年末に開催予定の推進会議に報告し、そこで建設産業に適した成案をまとめる予定になっています。日建協では今後もこの会議を通して、ワークライフバランスの実現にむけて統一土曜閉所運動が建設産業全体の取り組みとなるように提案していきます。






挨拶される大槻東京労働局長


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