うまか鍋便り 本文へジャンプ

寒い日がつづきますね〜。
温度のちがいはあるけれど、全国どこへ行っても冬は寒いです。やっぱり日本って小ちゃい国 なんですよね〜。。 皆さんが少しでも、あったか〜くなれるような特集を今回組んでみました。
忙しい毎日、たまには休みをとって、ゆっくり温泉にでもつかりながら、大切な人 と鍋しませう!!
さ〜。 日建協の組織力を結集した「鍋ワールド」へ、出発進行〜!!
見たいところをクリック!

ジンギスカン鍋・・・中山組職員労働組合
季節を問わず一年中食べられる、まさに北海道の代表的な郷土料理といえる「ジンギスカン鍋」。そんな味にうるさい地元の通の間でも有名な『だるま』というお店をご紹介します。
こちらのお店は、七輪で焼くのが特徴。炭火で熱々の鉄鍋にタマネギと長ねぎを豪快にのせ、真ん中に羊脂をほんの数秒置いたらすぐに生マトン(羊肉)をのせます。特製つけダレにはおろしにんにくと唐辛子をお好みで。(においなど気にせずたっぷり入れましょう!)
肉は焼きすぎず少々赤味を残すくらいが一番おいしくいただけます。肉の柔らかな歯ごたえとつけダレの旨みはまさに絶品!  脂でいい具合に柔らかくなったタマネギと長ねぎの甘みがこれまたたまりません。
締めはライスに肉汁の染みたつけダレを入れ、お茶を注いでお茶漬けに。これを食さずしてジンギスカン鍋は語れません! 札幌にお越しの際はぜひ一度足を運んでください!

★アクセスしてみよう 『ジンギスカン専門店 だるま』



左から取材班の 阿部さん 安原さん 藤田さん
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あんこう鍋・・・佐藤工業職員組合
関東の鍋といったら、なんと言っても「チーズフォンデュ!」欧米か!(去年のギャグで失礼)ではなく、「あんこう鍋」。見た目はグロテスクですが、身がしまった淡白な白身とねっとりとしたあん肝は、も〜絶品!
今回、訪れたお店の東京神田『伊勢源』は、当単組から歩いて15分ほどの所にある老舗。震災後の昭和5年に建替えられた建物は、『東京都選定歴史的建造物』に指定された木造3階造りで、中にいるだけで昭和な気分が味わえます。
新鮮な生牡蠣やともあえなどを食しつつ、運ばれてきた鍋に火を点け、やがて立ち上る湯気と香りに食欲も上がりっぱなし。ほどよく煮えたところで器によそい、出汁のしみた白身と肝をほおばると、口の中で広がる味わいは、「これぞお鍋の中の最終兵器や〜」(彦摩呂風で)と唸りたくなるような味わいです。最後のおじやで、おやじは昇天です。

★アクセスしてみよう  『伊勢源』



伊藤さん
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名古屋コーチン味噌鍋・・・名工建設職員組合
名古屋といえば “味噌カツ” “味噌煮込み” “えびふりゃー” と色々ありますが、今回は「名古屋コーチン味噌鍋」を紹介させてもらうでね。
この地方特有の赤味噌をベースに鰹だしでブレンドされたスープに、特産の名古屋コーチンをふんだんに投入し、その季節の野菜や特製の名古屋コーチンをねりあげたつみれをトッピングするなど、ビールや焼酎の相手にもどえりゃー合いますよ
名古屋コーチンの肉の成分自体がたんぱく質・脂質と非常にバランスが良く、出回っているブローラーと違い、噛めば噛むほど味わいが広がり、コクのあるスープと一緒に食べると “コーチンと味噌の宝石箱だがや〜!”
寒い冬を乗り越えるには体の芯から温まる「名古屋コーチン味噌鍋」食べてみやー。


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鯨はりはり鍋・・・錢高組労働組合
「鯨はりはり鍋」は、鯨肉と水菜を用いた鍋料理の一種で、「はりはり」は、水菜の繊維質によるシャキシャキとした食感(水菜を食べる時の音を表現している)からきた表現です。
美味しい鍋を提供する大阪市の『楽山』では、昆布と鰹の上品なだし汁に、水菜とミンク鯨の舌(サエズリ)を入れるだけというシンプルな料理ですが、これが絶品。ナニワの食文化が口いっぱいに溶けて広がる感じがします。食在大阪。まさに、「うわぁ〜口の中が宝石箱やぁ〜」状態です。
水菜の歯ごたえから、その名がついたという鍋だけあって、噛む時の食感がまたなんともいえません。
但し、この鍋は、煮詰まる前、水菜がしなびる前にさっと食べるよう「奉行」が仕切る必要があり、鍋の専任監理技術者が求められる少々難しい鍋でもあります。


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水炊き・・・シミズユニオン
九州からご紹介するのは「水炊き」です。鶏肉やガラでダシを取り、たっぷりの野菜をポンズで頂く水炊きはとってもヘルシーです。鶏肉は高タンパク低カロリーで健康に良く、さらに、コラーゲンを含んでいるので美容効果も期待できます。総務省の統計によると、都道府県庁所在地1世帯当たりの鶏肉消費は福岡市が全国1位。九州では庭先で鶏を飼っている家庭も多く、各地には有名なブランド地鶏も多くあり、福岡市民の水炊き人気は相当なものです。
福岡では冬に限らず、早生キャベツの春、そして夏場にも、家庭でよく作ります。お店に行けば、鶏ガラスープ、骨付き鶏肉、肉団子、野菜、雑炊というコース料理を堪能できます。焼酎と水炊きを一緒に囲めば、みんなで和気アイアイと楽しい食事を楽しめます。
博多には水炊き専門店が多くありますが、今回ご紹介する『いろは』は創業53年の老舗。有名人やプロ野球選手、関取などのプロスポーツ選手にも人気のお店で、店内には訪れた有名人の色紙、写真が所狭しと飾られています。女将さんの肌つやの良いのはコラーゲンのおかげでしょうか?

★アクセスしてみよう 『いろは』



西村さん、女将さん、杉浦さん

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