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舫 い
「あきらめないこと。どんな事態に直面してもあきらめないこと。結局、私のしたことは、それだけのことだったのかもしれない」

植村直己の名言である。彼は、日本を代表する登山家であり世界初の五大陸最高峰登頂者でもあります。残念なことに43歳のときマッキンリーにて消息を絶っており、その行方は現在もわかっていません。様々な登山家が数々の名言を残している中で、彼の言葉は私の心に残っています。
彼の短い人生は、びっくりするほど、ありとあらゆる失敗と挫折を繰り返しています。こんなに失敗する人もまた珍しいと思ってしまうほどです。しかし、そのような中でも偉業を達成しています。こんな人だからこそ言える名言なんだろうなって、私は感じています。
あまりこれといった才能のない私ですが、絶対にあきらめないということも才能の1つなんだなと思い、私もあきらめない人間になりたいと思ったのが彼の著書に出会った浪人生の時。それからは、大学生、社会人と人生の節目節目で彼の言葉を思い出しながら、まがりなりにもこれまでやってこれました。これからも、彼の言葉を大切に忘れずに生きていきたいと思います。
今日も一日頑張ってみよう、決してあきらめずに。           
(六三四)




編集後記
みなさん、夏休みはいかが過ごされましたか?今年の夏は節電に取り組みながら過ごした夏だったと思います。日建協本部でも4月から15%削減を目標に取り組み、現在のところ目標達成をつづけています。今までいかにエネルギーを消費していたか気づかされる夏でもありました。これからも、限りある資源を大切にしていきたいですね。
さて、第88回定期大会をもって、2011年度の活動がスタートしました。日建協では、新しい議長のもと、5名のメンバーが入れ替わり、気持ちを新たに、「私たちのワーク・ライフ・バランスの実現」をめざして、加盟組合の皆さんのご理解とご協力を頂きながら全力で活動してまいります。これからの1年間をどうぞよろしくお願いします。


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